かたちあるもの、ないもの。
砂のようにそれはざらりざらりと指の間から零れ落ち、私はまたそれをすくおうとして手を伸ばした。
少しだけのこっていたものも全て落ちていった。 残った何粒かの「それ」は、かたちを失いかけていた。 もう何をしても戻らないのだと知ったら。 いったいどうしたらいいのだろう?
by tatsumakido
| 2007-05-04 22:39
| 雑記
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