サンタクロース

 そういえば今日はクリスマスだ。

 私はたぶん小学校の低学年くらいまでサンタを信じていた気がする。いつ、それを疑いはじめたのかは覚えていない。
 私の親は、結構ノリがいいので、なんと去年まで「サンタクロース」役をしてくれていた。
 もちろん小さいときはおもちゃやぬいぐるみやファミコンなどを、サンタさんが持ってきてくれた。でも、大きくなってからも飴や、小さいブーツに入ったお菓子、その他いろいろずーっとくれていた。
 サンタさんなんかいないとわかっている。
 でも、24日の朝に何も枕元になければ、私と妹は
「今日、サンタさんきてなかった」
 と両親にいうのだ。
 きっとそれから、両親は焦って、スーパーにお菓子を買いに行き、25日の朝に枕元においておく。
 それだけで私も妹も満足だった。サンタクロースがたとえいなくても、両親というサンタはずっと私たちには存在していたのだ。

 今年、私も妹も実家から出てしまった。
 だから、私たちにもう、サンタはいない。

 両親が、サンタになる日は、もう、ない。


 だけど、そのココロはずっと忘れない。
 そんな両親に育てられたことを、子供の私は一生忘れることはない。
 子供って、そういうものです。
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by tatsumakido | 2004-12-25 23:46 | 雑記
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